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精神と時の部屋に咲く向日葵

司法試験合格後の日常と法曹になるまでの道程を綴ったブログです。

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初めて試験ネタです。ただこれ以降この手の記事を読んでいただく際の注意として、決して盲信しないでください(誰もしないか)。自分は今年たまたま合格し一定の勉強法に関する考えなどは持っていますが、これは普遍性が全く保証されていないものです。このことは合格体験記一般も同様です。「こうすれば受かる」ではなく「こうしても受かった」にすぎないと考えた方がいいと思います。多くの合格者が言っていることはある程度信憑性があると思いますが、いずれにせよお気をつけ下さい。

まず、自分がどうしていたかを書きます。
入門講座(13年夏~14年春)はレック柴田講師でした。講義は非常に面白かったですが一応勉強を始めたにすぎなかった自分は4割近く寝ていました。予習復習は当然ほぼゼロです。
論文講座(14年春~14年秋)も柴田講師でした。2割5分寝ていました。予習復習合わせて一日平均4~5時間でした。論森やシケタイで自習していました。あと、後期A型答練を受けていました。
これで15年の本試験に挑んだわけですがGでした。

今もしやり直すとすれば、勉強時間を増やすのは当然のこととしてまず論文講座はとらないと思います。これは柴田講師が嫌だとかではなく入門講座に比べて世の論文講座一般があまり意味がない気がするからです(特に根拠はありません)。代わりにインプットの材料を1つ決めてあとは問題集をやりまくると思います。もちろん別途答練は受けます。

入門段階を終えただけでは知識的にも形式的にも答案を書けないのは当然だと思います。書けるならばもはや入門ではないでしょうし司法試験はそんなに簡単ではないからです。そこで第1段階では上記の方法によって知識の補充と答案の書き方を学びます。知識の方は1法あたりインプット教材1つと過去問集と問題集一冊と答練と+α(たとえば判例集)で必要十分でしょう(自分はもっとたくさんやりましたが今思うとです)。また答案を大量に読んでいると(実力的に解くのが難しいなら最初はまさに読書でもいいです)自然と見かけがそれなりの答案は書けるようになるはずです。覚えにくい論点はカードなり論証集を使えばいいと思います(もっとも論証は実力が一定以上になると基本的に使わないのではと思います)。

ここまでやれば答練では合格点がとれたりとれなかったりのレベルに達するのではないでしょうか。ただ基本的に知識偏重の勉強になるため典型が出れば27ぐらいとれてもマイナー分野またはひねられると20を切ることもあると思います。この段階でやっと論文試験に参加できるかなという感じです。もちろん一部天才を除き合格は困難でしょう。

これ以降は第2段階で答案のブラッシュアップ・レベルアップを図ることになります。

とここまで書いてきて思ったのですがこれはかなり時間がかかりますね。普通入門後2年ぐらいはかかるものなので各段階を1年ずつとしてまず第1段階を終わらせて第2段階に行くというのが自分では理想かなと思うのですが今から来年ということを考えると到底間に合いません。そこで、上記方法を行うにしてもどんな方法にしても基本すなわち趣旨・原則・条文・定義・利益衡量・重要論点を徹底的に重視してあとは軽めというメリハリが必須でしょう。それに加えて第2段階も並行してやらなければならないことになるでしょう。

もともと来年のレベルを考えると今年である程度の手応えがあった人しか勝負にならない可能性が高いわけです。ですので入門終了レベルにある方が来年の合格を果たすには血ヘドを吐くぐらいの努力と徹底した効率アップと合格への堅固な意思が必須だと思います。人間らしい生活はできないと考えざるを得ないぐらい厳しい状況です。それでもチャレンジされる覚悟がおありの方は是非とも頑張ってください。応援しています。

あと、入門段階ならばたとえばレック宮武先生のサイトなど、同じような悩みを持つ方がたくさんおられ意見交換しているところで情報収集するのがよいかと思います。一合格者の意見だけでなく色んな意見を聞いて自分のやるべきことを見極めていってください。

下書きも推敲もなく思いつくままに書いたので駄文乱文失礼しました。

>みいなさん 一応今回の文はみいなさんのリクエストに答えたつもりである程度一般化して書きましたが、意図と違ったり役に立たなかったりしたらすいません。何かありましたら忌憚なくおっしゃってください。
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なまにくさま

(。・ ▽・)/・:*:・°★.。・:*:・°☆.。・:*:・°★ ありがとう、さんきゅ~~~~☆★☆★

気持ちがひきしまりました。
とんでもなく厳しい状況ではあっても、
願書は出せるので、チャレンジしまーす♪
講義よりも練習ですね。わたしの勉強指針として、非常に有益です。

なまにくさんは、論文の問題集や過去問集を、どのように使われていたんでしょうか。
中身(答案例)は参考程度で構成をチェックされただけだったのか、それともインプット素材にもされたんでしょうか。
また、問題ごとにたとえば20分で構成練習をされたんでしょうか。
これからの試験ネタで、こうした素材の使い方にも触れていただけると、うれしいです。

2005.11.11 15:37 URL | みいな #PQq1Vnno [ 編集 ]

>ここまでやれば答練では合格点がとれたりとれなかったりのレベルに達するのではないでしょうか。ただ基本的に知識偏重の勉強になるため典型が出れば27ぐらいとれてもマイナー分野またはひねられると20を切ることもあると思います。

はじめまして、受験生にとってとても有意義なブログですね。
自分は丁度この段階のレベルだと思います。なかなかこの段階から抜け出せなくてあたふたしている今日この頃 笑
そこで、第二段階の答案のレベルアップについて詳しく聞かせていただけませんか?今は来年の試験に向けて藁にもすがりたい気分なので、一つの参考にしたいんです。
遅れましたが、なまにくさん、最終合格おめでとうございます。就活とかで忙しいとは思いますが、記事楽しみにしています。

2005.11.11 15:53 URL | 弥生 #- [ 編集 ]

>みいなさん 入門以降は講義よりも練習というのは間違いないと思います(これも私的な見解にすぎませんが)。ただ講義も自分はそこそこ聞いていました。これについてはまた書きます。第ニ弾は問題集過去問集の使い方に決定ですね(笑)。

>弥生さん ありがとうございます。弥生さんは論文を何度か受けられているという感じでしょうか?第三弾は答案のレベルアップに決定のようです(笑)。

2005.11.11 17:32 URL | なまにく #- [ 編集 ]

>入門終了レベルにある方が来年の合格を果たすには
>血ヘドを吐くぐらいの努力と徹底した効率アップと合格への堅固な意思が必須だと思います。
>人間らしい生活はできないと考えざるを得ないぐらい厳しい状況です。
とのことですが、恐らくこれぐらいやっても、相当に厳しいかなと思います。
今年受けた感覚では論文は(来年は択一も)かなり運に左右される面が大きいと思ったからです。

やはりリスクヘッジも考えておかないと・・・。

2005.11.12 00:08 URL | A #1Agmhnqo [ 編集 ]

>Aさん 確かにこれぐらいやっても厳しいかもしれませんね。必要条件ということです。ただ、択一が運に左右される面が大きいというのは同意しかねます。自分はあの試験は根本的に能力が足りないという人以外であれば必要な勉強量(個人差あり)をこなせばまず受かると思っているからです(私見)。これは1500人が500人になろうが要求される能力と勉強量のレベルが上がるだけで変わらないと考えます。

2005.11.12 09:26 URL | なまにく #- [ 編集 ]

>なまにくさん
お恥ずかしながら、まだ現行論文試験は受けたことがありません。というより、現行試験自体2年前に1度受けたきりなんです。
というのも、去年ロースクール一期生として入学してしまったので受験制限を恐れて現行試験は願書を出すも直前でひよってしまった感じです 苦笑。
自分としては、新司法試験でも基本的に問われていることは現行司法試験と同じという認識なので、なまにくさんの答案レベルアップアドバイスを是非聞かせていただけたらと思ってます。

ためのみさんの記事拝見しました。自分は来年新試験を受ける身ですが、合格率があがっても自分は落ちるんじゃないかと毎日不安な気持ちで必死に勉強しています。ためのみさんの記事でさらに来年絶対合格しなくてはいけないなという気持ちを再確認することができました。もっと頑張らなきゃ。

2005.11.13 01:50 URL | 弥生 #- [ 編集 ]

>弥生さん そうだったんですか。自分がいうレベルアップというのはいくつか

2005.11.14 00:44 URL | なまにく #- [ 編集 ]

具体的に講義を挙げようと思っていたのですが現行用に絞った内容なので新試験には役立たない可能性が高いです。むしろこれらの方法論よりは普遍的な原則趣旨条文を徹底されるのがいいと思います。

2005.11.14 00:52 URL | なまにく #- [ 編集 ]

>具体的に講義を挙げようと思っていたのですが

なになに?知りた~い ▽(・o・)▽

2005.11.14 15:16 URL | みいな #PQq1Vnno [ 編集 ]

>なまにくさん
丁寧なレスありがとうございます。
ちょっと前まで、原則趣旨条文を結構おろそかにしていたのに最近気付いて、今は答案を書く際に徹底して原則趣旨条文を意識して書く練習をしています。
その上で聞きたいのですが、なまにくさんは、答案を書く上で何を意識していましたか?また、高い評価を得る答案というものはどういうものなのか、今までの経験で感じとったものをできれば教えてください。
現行試験でも新試験でも法律論文の答案に変わらない以上、きっと参考になると思うんです。時間が空いたときでいいので、よろしくお願いします。

2005.11.14 18:04 URL | 弥生 #- [ 編集 ]

すいません書き忘れました 汗。
問題検討をしていると、未だにちょくちょく論点落としをしてしまうんです。なまにくさんの論点落とし防止法を教えていただけたら幸いです。

2005.11.14 18:17 URL | 弥生 #- [ 編集 ]












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